認定電気工事従事者の認定講習を受講して

ペーパー電気工事士

今の会社勤めも40年が過ぎ、今年めでたく?定年になるのを機に、去年から高校時代に取った電気工事士資格を再度勉強する気持ちで、まず 2024年夏、第一種電気工事士資格に挑戦したが、実技試験で落ち、2回目の実技も落ちてしまった。

何といっても工事の手順が悪いのと、複線図の作成が遅いのが敗因。実技時間の時間は60分なのだが、自宅に材料を買い込み練習しても複線図に15分近くかかってしまい、配線が完了するまで、50分近くかかるので、全体的に70分近くかかってしまって・・練習不足が如実に。

複線図の練習の方に時間を割きすぎていたのと、実技では寸法取りを気にしすぎたのが一番の理由と自分では分析している。

まあ、一種電気工事士に合格しても、実技経験を3年から5年積なければ免状はもらえないし、現状それは無理なので、試験に合格すると申請できる身近な認定電気工事従事者の免状が取れればいいと思っていた。

認定電気工事従事者は2種電気工事士ではできない、自営設備の電気工事のうち配線を除く600V以下の簡易工事ができる。そもそも2種電気工事士の免状を持っていれば講習にて取得が可能なので、1種電気工事士の試験に合格しなくてもいいのだけれど勉強目的で受験したのだが・・実地経験がないと本当に難しいね。

認定電気工事従事者講習を去年申し込み、やっと今年3月受講できた。感想といえば、1種電気工事士試験で勉強していたので、高圧に付随する部分の解説がわかりやすかった。逆に、電工2種だけ合格して講義を受けてもわからない部分が多いのでは・・と感じた。自営設備の現場を見る機会がある電工さんならわかるだろうけど。基本的にあまり難しい部分の説明はない。ただ時間が10時から17時と長いので、法規あたりになるとかなり眠くてしんどい。

認定電気工事従事者について、ネット上の認識は、1種電気工事士を目指しているまた、電気工事を仕事で政経を立てている人には必要ないという人が多いようたけれど。

しかし、電気工事士になって、実務が1年に満たない人や、自分のように日頃工事に携わらない会社員などは良い制度ではないだろうか、とりあえず自営電気設備の仕事が80%の場面でできる(講師が言っていた)ので、損はないのでは?

ちなみに、私がかかった費用は 受講料 ¥12,500 免状交付手数料 ¥4,700 諸費用(交通費など)¥25、000 

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